初期脱毛がやばいのはいつまで?AGA治療で抜け毛が終わる兆候と期間を解説
AGA治療を始めてしばらくすると、かえって抜け毛が増えて不安になる。枕やシャンプー時の抜け毛がいつもより多く、このまま薄くなってしまうのではと感じる。そんな経験をする方は少なくありません。治療の効果を期待して始めたのに抜け毛が増えると、続けてよいのか迷ってしまうものです。
この記事では、AGA治療で起こる初期脱毛がなぜ起きるのか、いつから始まっていつまで続くのか、終わる兆候やどれくらい抜けるのかを解説します。スカスカに見える時の対処や2回目が起こる理由、やばいと感じた時の乗り越え方や受診の目安まで確認できます。自己判断で治療をやめる前に、全体像をつかむ手がかりにしてください。
目次
初期脱毛とはAGA(男性型脱毛症)治療で抜け毛が増える仕組み
初期脱毛とは、AGA(男性型脱毛症)の治療を始めた人に一時的に抜け毛が増える現象を指します。治療で抜け毛が増えると不安になりますが、これは髪の生え替わりのリズムが整い直す過程で起こると考えられています。まずは、なぜ抜け毛が増えるのかという仕組みから押さえておきましょう。
初期脱毛が起こる原因とヘアサイクル(毛周期)の正常化
髪には、伸びる「成長期」・抜ける準備に入る「退行期」・休む「休止期」をくり返すヘアサイクル(毛周期)があります。AGAでは男性ホルモンの影響でこのサイクルが乱れ、成長期が短いまま十分に育たない髪が増えるとされています。
治療を始めると、乱れていたヘアサイクルが整い直す過程で、休止期に入っていた弱い髪が押し出されるように抜けると考えられています。古い弱い毛が抜け、その下から新しい髪が育ち始める入れ替わりの一時期が初期脱毛です。
つまり初期脱毛は、髪が減り続けるのではなく、入れ替わりの準備段階で一時的に抜け毛が目立つ状態と捉えられます。AGAそのものの仕組みはAGA(男性型脱毛症)についてやAGAの原因とは何かでも解説しています。
薬で初期脱毛が起きやすいのはなぜ
初期脱毛が薬で起きやすいのは、薬がヘアサイクルへ働きかけ、休止期から成長期への切り替えを促すためと考えられています。新しい毛が成長期に入って太くなる前に、もともと抜ける順番だった休止期の毛が先に押し出されることで、一時的に抜け毛が増えるという流れです。
ときに「好転反応」と呼ばれることもありますが、好転反応は医学用語ではなく、正確にはヘアサイクルの切り替えに伴う一時的な脱毛と理解しておくとよいでしょう。抜け毛が増えること自体が、薬が髪の生え替わりに働きかけているサインと説明されることもあります。
初期脱毛が起こりやすい薬の種類
初期脱毛は、発毛を促すタイプの薬で比較的起こりやすいとされています。とくに頭皮に働きかけて発毛を促す外用薬や内服薬で報告が多く、抜け毛の原因に働きかける薬でも起こることがあります。
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| 薬のタイプ | 初期脱毛との関わり |
|---|---|
| 発毛を促すタイプ | ヘアサイクルを動かすため起こりやすいとされる |
| 抜け毛の進行を抑えるタイプ | 起こることもあるが比較的穏やかとされる |
薬の名前ごとの特徴や副作用は、それぞれの記事で詳しく扱っています。発毛を促すタイプの代表はミノキシジルで、効果の詳細はミノキシジルの効果にまとめています。抜け毛の進行に働きかけるタイプにはフィナステリドやデュタステリドがあり、それぞれフィナステリドの効果とデュタステリドの効果で解説しています。同じ系統のプロペシアやザガーロも個別の記事があります。どの薬が合うかは体質や状態によって異なるため、医師の診断のもとで選ばれます。
⇒初期脱毛はヘアサイクルが整い直す過程で休止期の弱い毛が押し出される一時的な現象で、発毛を促す薬で起こりやすいとされる
初期脱毛はいつから始まりいつまで続く?期間とピーク
初期脱毛で多くの方が気にするのが、いつから始まっていつまで続くのかという期間の見通しです。終わりが見えないと不安も大きくなります。あくまで目安ですが、始まる時期とピーク・続く期間の一般的な流れを整理します。
初期脱毛が始まるのはいつから
初期脱毛は、治療を始めてから数日から2週間ほど、長くても1か月前後で始まることが多いとされています。薬がヘアサイクルに働きかけ始める時期と重なるため、治療開始から比較的早い段階で抜け毛の増加に気づく方が少なくありません。
ただし始まる時期には個人差があり、まったく自覚しないまま経過する人もいるとされています。開始から数日で気づく人もいれば、3週間ほどたってから感じる人もおり、時期だけで効果の有無を判断するものではありません。
初期脱毛のピークと続く期間の目安
初期脱毛の抜け毛は、始まってから数週間ほどでピークを迎え、その後ゆるやかに落ち着いていくことが多いとされています。続く期間はおおむね1か月から2か月ほどが目安で、長い場合でも3か月程度でおさまっていくのが一般的とされています。
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| 時期 | 抜け毛の様子の目安 |
|---|---|
| 開始から数日〜2週間 | 抜け毛が増え始めることがある |
| 数週間ごろ | ピークを迎えやすい時期 |
| 1か月〜2か月ごろ | ゆるやかに落ち着いていくことが多い |
| 3か月以上続く場合 | 別の要因も考え受診を検討 |
期間はあくまで一般的な目安で、薬の種類や体質によって前後します。3か月を超えても抜け毛が続いたり悪化したりする場合は、初期脱毛以外の要因も考えられます。その時にどう動くかは、後の受診の目安の章で整理します。
女性の初期脱毛の期間
女性が薄毛治療を始めた場合にも、初期脱毛が起こることがあります。期間の目安は男性と大きくは変わらず、数週間から2か月ほどで落ち着いていくことが多いとされていますが、用いる薬や体質によって個人差があります。
女性の薄毛はホルモンの影響など男性とは背景が異なることもあり、自己判断は避けたいところです。女性の薄毛や治療についてはFAGA(女性の薄毛)についてや女性の薄毛治療の方法と効果で解説しています。
⇒初期脱毛は治療開始から数日〜1か月で始まり数週間でピークを迎え、多くは1か月〜2か月・長い場合で3か月ほどでおさまっていくとされる
初期脱毛の終わる兆候と終わったその後の経過
抜け毛がいつ落ち着くのかが分かれば、不安はずいぶん軽くなります。初期脱毛が終わりに近づくと現れる兆候と、終わった後に髪がどう変わっていくのか、そして終わらないときに考えられることを順に見ていきましょう。
初期脱毛が終わる兆候
初期脱毛が終わりに近づくと、抜け毛の量が日ごとに減り、ピーク時より明らかに落ち着いてくるのが分かりやすい兆候とされています。シャンプーや起床時に手や枕に残る毛の量が、以前ほど気にならなくなってくる時期です。
抜ける毛の質が変わってくることも手がかりになります。シャンプー後や枕元の抜け毛が、細く短い弱々しい毛を中心としたものから少しずつ減っていないかを、数週間単位で見るとよいでしょう。はっきりした境目があるわけではないため、全体の傾向として捉えるのが現実的です。
初期脱毛が終わったその後に産毛が生えるまで
初期脱毛が落ち着いた後は、抜けた部分から新しい髪が育ち始める時期に入るとされています。最初は細く短い産毛のような毛として現れ、時間をかけて少しずつ太く長く育っていくのが一般的な流れです。
見た目の変化を実感できるようになるまでには、ヘアサイクルが整い直す時間が必要で、数か月から半年ほどかかることが多いとされています。新しい髪が育つには相応の時間がかかるため、短期間で結果を求めすぎず、数か月単位で経過を見ることが大切です。
初期脱毛が終わらない時に考えられる原因
目安の期間を過ぎても初期脱毛がなかなか終わらないと感じる場合、いくつかの原因が考えられます。まず、終わる時期には個人差があり、ヘアサイクルの長さによっては落ち着くまでに時間がかかることがあります。
一方で、3か月を大きく超えて抜け毛が続く・増えていく場合は、初期脱毛以外の要因が重なっている可能性も否定できません。AGA以外の脱毛症が併発しているケースや、体調・生活面の影響が背景にあることも考えられます。ここでは原因として何が考えられるかを押さえ、実際にどう動くかは後の章で改めて整理します。
⇒抜け毛が減り細い毛が中心でなくなるのが終わる兆候。その後は産毛から数か月かけて育ち、長引くときは個人差や別要因も考える
初期脱毛で抜ける本数と量の正常範囲
「全部抜けてしまうのでは」「何本までなら正常なのか」と、抜ける量に不安を感じる方は多いものです。結論から言えば、初期脱毛で髪がすべて抜けるわけではありません。健康な人でも毎日髪は抜けており、その目安とあわせて正常範囲を整理します。
初期脱毛で抜ける本数と量の目安
健康な人でも、髪は1日におよそ50本から100本程度は自然に抜けているとされ、季節などによっても変動します。初期脱毛では、この本数が一時的に普段より増えることがありますが、髪が全部抜けるような現象ではありません。
検索では「100本」「200本」「300本」「1日何本」といった具体的な数字が気にされますが、抜ける本数には個人差が大きく、明確な上限値が決まっているわけではありません。本数だけを追うより、抜けた毛の太さや増え方がいつまで続くかを見るほうが現実的です。
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| 抜け毛の状況 | 捉え方の目安 |
|---|---|
| 1日50本〜100本程度 | 健康な人でも自然に抜ける範囲とされる |
| 初期脱毛で一時的に増える | 細く短い毛が中心で数週間〜数か月でおさまることが多い |
| 数百本単位で長く続く・悪化 | 初期脱毛だけでは説明しにくいサイン |
「めちゃくちゃ抜ける」「全部抜ける」といった表現を目にすると不安になりますが、これらは恐怖が先立った印象であることも少なくありません。抜けた毛がどんな毛かを見ることが、量だけで判断しないための手がかりになります。
初期脱毛で抜ける割合と確率
初期脱毛がどれくらいの割合や確率で起こるかは、用いる薬や個人差によって幅があり、はっきりした数値が定まっているわけではありません。発毛を促すタイプの薬では比較的多く報告される一方、まったく起こらない人もいるとされています。
割合や確率の数字そのものより、起こっても一時的なものとされ、起こらなくても治療が進んでいないとは限らないと理解しておくことが大切です。確率を気にして治療をためらうより、起きた場合の見通しを知っておくほうが安心につながるでしょう。
⇒健康でも1日50〜100本は自然に抜け、初期脱毛で一時的に増えても全部は抜けない。本数より毛の質と続く期間で捉えるとよい
初期脱毛で抜ける毛の特徴と通常の抜け毛の違い
抜けた毛をよく見ると、初期脱毛なのかどうかの手がかりが得られることがあります。初期脱毛で抜けやすい毛の特徴と、通常の抜け毛や他の脱毛症との違いを整理しておきましょう。
初期脱毛で抜ける毛の特徴
初期脱毛で抜けやすいのは、もともと十分に育っていなかった弱い毛とされています。具体的には、細い毛・短い毛・先が細い毛・産毛のような毛が中心になりやすいのが特徴です。これらはヘアサイクルが整い直す過程で押し出される、休止期の弱った毛と考えられています。
逆に、太く長くしっかりした毛が大量に抜け続ける場合は、初期脱毛以外の要因も視野に入れたほうがよいとされています。抜けた毛の根元の状態が気になる方は毛根鞘や毛根の色は正常?も参考になります。毛の太さや長さは、量と並んで状態を見る手がかりになります。
初期脱毛と通常の生理的な抜け毛の違い
通常の生理的な抜け毛は、ヘアサイクルを終えた毛が日常的に抜けるもので、量も一定の範囲に収まりやすいとされています。これに対し初期脱毛は、治療開始というきっかけがあり、一時的に量が増えてやがて落ち着くという時間的な変化があるのが違いです。
抜け毛そのものは誰にでもあるため、量だけで初期脱毛かどうかを見分けるのは簡単ではありません。治療を始めた時期と抜け毛が増えた時期が重なっているか、抜けた毛が細く短いものが中心かといった点をあわせて見るとよいでしょう。抜け毛全般の原因は抜け毛が多い原因は?でも解説しています。
初期脱毛と他の脱毛症の違い
抜け方のパターンは、他の脱毛症との見分けの手がかりにもなります。初期脱毛は頭部全体でゆるやかに抜け毛が増える一時的なものですが、境界のはっきりした円形の脱毛斑が急にできる場合は、別の脱毛症が考えられます。
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| 状態 | 抜け方の特徴 |
|---|---|
| 初期脱毛 | 治療開始後に一時的に増え数か月でおさまるとされる |
| 通常の抜け毛 | 日常的に一定の範囲で抜ける |
| 円形に抜ける脱毛 | 境界のはっきりした円形の脱毛斑ができる |
円形の脱毛斑や、頭皮の赤み・かゆみをともなう抜け毛は、初期脱毛とは異なる対応が必要なことがあります。円形脱毛症については円形脱毛症の原因と治療法は?で解説しています。見分けに迷うときは自己判断せず、医療機関で確認するのが近道です。
⇒初期脱毛で抜けるのは細く短い弱い毛が中心。太い毛の大量脱毛や円形の脱毛斑は別要因を考える手がかりになる
初期脱毛は効いてる証拠?必ず起こるわけではない理由
「初期脱毛は効いている証拠」という言葉をよく見かけます。しかし、これを言葉どおりに受け取ると誤解につながることもあります。初期脱毛と効果の関係を、正確な角度から整理しておきましょう。
初期脱毛が効いてる証拠といわれる理由
初期脱毛が効いている証拠といわれるのは、抜け毛がヘアサイクルの切り替えに伴って起こると考えられているためです。薬が休止期の毛を押し出し、新しい毛への入れ替わりを促す過程で抜け毛が増えるという説明から、薬が髪の生え替わりに働きかけているサインと捉えられることがあります。
ただし、これは「初期脱毛が起きれば必ず効いている」「起きなければ効いていない」という単純な話ではありません。あくまで仕組みの上での説明であり、初期脱毛の有無だけで効果を判定できるものではない点に注意が必要です。
初期脱毛がない人もいる
初期脱毛は、治療を始めた人すべてに起こるわけではありません。初期脱毛がないまま経過する人もいて、それは治療が進んでいないことを意味しないとされています。ヘアサイクルの状態や薬への反応には個人差があるためです。
初期脱毛が起きても起きなくても、それだけで効果の有無は判断できません。初期脱毛がないことを不安に思う必要はなく、経過は数か月単位で見ていくのが基本です。
「初期脱毛がなくて不安」という声もありますが、起きる人も起きない人もいると知っておくと、余計な不安を減らせます。
初期脱毛は嘘という噂は本当か
「初期脱毛は嘘で、クリニックが治療を続けさせるための方便だ」といった噂を目にすることがあります。しかし、初期脱毛はヘアサイクルが整い直す過程で起こる現象として説明されており、作り話ではありません。
抜け毛が増える時期と仕組みには医学的な説明があり、初期脱毛は嘘ではありません。ただし、起こることはあっても、効いてる証拠と決めつけられるものではないのも確かです。「実在するが効果判定には使えない」と捉えると、噂に振り回されにくくなります。
⇒初期脱毛はヘアサイクル正常化に伴う実在の現象で、起こらない人もいる。効いてる証拠と決めつけず経過を見る一材料と捉えるとよい
初期脱毛で本当にスカスカになる?見た目の変化と隠し方
初期脱毛で気になるのが、見た目がスカスカになってしまわないかという不安でしょう。とくに分け目やつむじなどの見え方で不安が強まりやすいところですが、見た目をやわらげる工夫もあります。見た目の変化と、目立つ時期の隠し方を具体的に見ていきます。
初期脱毛による見た目の変化
初期脱毛の時期は抜け毛が一時的に増えるため、人によっては地肌が透けて見えたり、髪のボリュームが減ったように感じたりすることがあります。とくに分け目やつむじ・生え際など、もともと地肌が見えやすい部分で変化を感じやすいとされています。
ただし、これは新しい髪が育つまでの一時的な変化であることが多いとされています。抜けた部分から産毛が育ち始めると、時間をかけてボリュームは戻っていくのが一般的な流れです。今の見た目が最終的な状態ではないと捉えておくと、不安をやわらげる助けになります。
初期脱毛のスカスカを目立たせない隠し方
見た目が気になる時期は、抜け毛を増やさない範囲でカバーする工夫が役立ちます。手軽な方法から順に、自分の生活に合うものを選ぶとよいでしょう。
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| 隠し方 | 向いている場面 |
|---|---|
| 帽子 | 外出時にさっとカバーしたいとき |
| 増毛スプレーやパウダー | 分け目や生え際の地肌が気になるとき |
| ウィッグ | 広い範囲をしっかり隠したいとき |
| 坊主などの短髪 | 抜け毛の目立ちにくさを優先したいとき |
選ぶ目安として、短時間の外出なら帽子、分け目や生え際が気になるなら増毛スプレーやパウダー、広い範囲ならウィッグが向いています。増毛スプレーやパウダーは地肌の透けを抑える手軽な方法で、帽子やウィッグは範囲に応じて使い分けられます。坊主にすると抜け毛そのものが目立ちにくくなりますが、印象が大きく変わるため、自分が納得できる範囲で選ぶとよいでしょう。長時間の帽子は蒸れが頭皮の負担になることもあるため、通気性に配慮します。
初期脱毛が目立つ時の髪型
髪型の工夫でも、薄く見える部分を目立ちにくくできます。地肌が一直線に透けないよう分け目をジグザグにとる、短めにして全体のボリューム差を抑えるといった方法が知られています。
トップに自然なボリュームを出したり、サイドを刈り込みすぎず全体のバランスを整えたりすると、薄さの印象をやわらげやすくなります。バレるのを気にして長く伸ばして隠すより、清潔感のある短めの髪型のほうがなじむこともあります。美容院では、薄毛が気になることを伝えて相談すると、カバーしやすい髪型を提案してもらえます。
⇒スカスカに見えても産毛が育つまでの一時的な変化のことが多い。帽子や増毛スプレー・分け目を変える髪型でカバーできる
初期脱毛の2回目と繰り返す原因
一度おさまった初期脱毛が、また起こることがあるのか気になる方もいるでしょう。2回目が起こるタイミングと、繰り返す背景に何があるのかを順に見ていきます。原因をふまえてどう動くかは、続けて受診の章で扱います。
初期脱毛の2回目はいつから起こるか
初期脱毛は、治療内容が変わったタイミングで2回目が起こることがあるとされています。たとえば薬の量が変わった時や、薬の種類を切り替えた時に、ヘアサイクルが再び動くことで一時的に抜け毛が増えることがあります。
2回目の時期は、変化があってから数週間ほどで現れることが多いとされますが、これも個人差があります。最初の初期脱毛と同じく数週間から数か月でおさまっていくとされ、落ち着くまでの流れも大きくは変わらないと考えられています。
初期脱毛を繰り返す原因
初期脱毛を繰り返す背景には、ヘアサイクルが動くきっかけが複数回生じることがあるとされています。治療の見直しで薬が変わる・量が調整されるといった場面ごとに、髪の入れ替わりが起こり得るためです。
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| 2回目が起こりやすい場面 | 背景の考え方 |
|---|---|
| 薬の量を調整したとき | ヘアサイクルが再び動くことがある |
| 薬の種類を切り替えたとき | 反応の仕方が変わり一時的に増えることがある |
繰り返すといっても、その都度ずっと続くわけではなく、多くは一時的とされています。ただし、変化のきっかけが思い当たらないのに抜け毛が増減をくり返す場合は、別の要因がないか確認しておくとよいでしょう。
初期脱毛がその後も終わらない時の対処
2回目を含め、抜け毛がその後も終わらないと感じる時は、自己判断で対処を決める前に動き方を整理しておくことが大切です。まず、抜け毛が増えた時期・続いている期間・抜けた毛の様子を記録しておくと、相談したときに伝えやすくなります。
そのうえで、初期脱毛が終わらない・悪化していると感じる時は、自己判断で薬を中断せず医師に相談するのが基本です。続け方の判断は、状態を診たうえで行われます。終わらない原因として何が考えられるかは前の章で触れたとおりで、ここでは「どう動くか」を押さえておきましょう。
⇒2回目は薬の量や種類が変わった時に起こりやすく多くは一時的。長引く時は記録を整え自己判断で中断せず相談するとよい
初期脱毛が怖い時の乗り越え方と受診の目安
抜け毛が増える時期は、頭では一時的と分かっていても気持ちがついていかないものです。やばい・怖いと感じた時の乗り越え方と、生活で気をつけたいこと・受診を考えたい目安を整理します。
初期脱毛がやばい時の乗り越え方
初期脱毛がやばいと感じた時は、まず多くは一時的で、続く期間にはおおよその目安があると思い出すことが助けになります。終わりが見えないと不安は膨らみますが、ピークを過ぎれば落ち着いていくとされる流れを知っておくだけでも、受け止め方は変わります。
抜け毛の本数を毎日数えると、かえって不安が強まることもあります。気になる時は、分け目やつむじを同じ条件で写真に残し、数週間ごとに見比べるほうが変化を客観的に追えます。一人で抱え込まず、不安が大きい時は治療を受けている医療機関に相談するのも、気持ちを軽くする方法です。
初期脱毛中の生活で気をつけたいこと
初期脱毛の時期は、髪が育ちやすい環境を整える生活を意識するとよいでしょう。特別なことより、土台を整える基本の積み重ねが中心になります。
- たんぱく質や鉄分・亜鉛を含むバランスのよい食事をとる
- 睡眠時間を確保し生活リズムを整える
- シャンプーは頭皮を強くこすらずやさしく洗う
- 抜け毛が気になっても過度に引っ張ったり触りすぎたりしない
これらは抜け毛を一気に止めるためのものではなく、髪が育つ土台を支える習慣です。パーマや美容院をどうするか迷う点は、最後のよくある質問でも触れます。生活面を整えつつ、治療そのものは医師の方針に沿って続けるのが基本です。
初期脱毛を自己判断で中断せず医師に相談すべき時
初期脱毛の不安から治療をやめたくなることもありますが、自己判断で中断すると、せっかく動き始めたヘアサイクルが再び乱れることもあるとされています。やめるか続けるかは、状態を診たうえで判断するのが安全です。
次のような時は、我慢して様子を見るより、早めに相談することをおすすめします。
- 目安の3か月を大きく超えても抜け毛が続く、または悪化している
- 太く長い毛が大量に抜け続ける
- 円形の脱毛斑や頭皮の赤み・強いかゆみをともなう
- 不安が大きく治療を続けられそうにない
薬の副作用が心配な場合はAGA治療薬の副作用も参考になります。
初期脱毛が不安でも、自己判断で中断する前に医師に相談することが大切です。B&Hメディカルクリニックの薄毛治療では無料カウンセリングやオンライン診療で、今の抜け毛が初期脱毛の範囲か・このまま続けてよいかを相談できます。
⇒不安な時は目安と写真記録で客観視し生活の土台を整える。長引く抜け毛や別のサインがある時は自己判断で中断せず相談する
初期脱毛に関するよくある質問
初期脱毛についてよく寄せられる質問にお答えします。
Q初期脱毛中にパーマや美容院に行ってもいい?
初期脱毛中でも、美容院に行くこと自体が問題になるとは限りません。ただし、抜け毛が気になる時期は頭皮や髪に負担の少ない施術を選ぶのが無難です。パーマやカラーは薬剤が頭皮に刺激となることもあるため、心配な場合は美容師に薄毛が気になることを伝えて相談しましょう。薄く見える部分をカバーしやすい髪型を提案してもらえることもあります。
Q初期脱毛でそのままはげる?
初期脱毛は、髪がすべて抜けてそのまま薄くなり続ける現象ではないとされています。多くは一時的に抜け毛が増えた後、新しい髪が育ち始める入れ替わりの時期です。ただし、目安の期間を大きく超えて抜け毛が続く・悪化する場合は、初期脱毛以外の要因が重なっている可能性もあります。不安が続く時は、自己判断せず治療を受けている医療機関で確認しましょう。
Q初期脱毛は何科を受診すればいい?
AGAの治療や初期脱毛の相談先は、皮膚科または薄毛を専門に扱うクリニックが基本です。すでに処方を受けている方はまず現在の医療機関、これから始める方は皮膚科か薄毛治療クリニックに相談するとよいでしょう。経過をふまえた判断や、初期脱毛を含めた見通しの確認がしやすくなります。
まとめ
初期脱毛は、AGA治療を始めた人にヘアサイクルが整い直す過程で一時的に抜け毛が増える現象とされています。治療開始から数日から1か月ほどで始まり、数週間でピークを迎え、多くは1か月から2か月ほど・長い場合で3か月程度でおさまっていくのが一般的な目安です。終わりに近づくと抜け毛が減り、その後は産毛から数か月かけて髪が育っていきます。
抜けるのは細く短い弱い毛が中心で、髪がすべて抜けるわけではありません。健康な人でも1日に50本から100本程度は自然に抜けるため、本数だけでなく毛の質や続く期間で捉えるのが現実的です。初期脱毛は起こらない人もいて、その有無だけで効果は判断できません。スカスカに見える時期は帽子や増毛スプレー・髪型の工夫でカバーでき、2回目は薬の量や種類が変わった時に起こりやすいとされています。
抜け毛が増える時期に不安を感じるのは自然なことです。ただ、目安の期間を大きく超えて続く時や別のサインがある時を除けば、多くは一時的とされています。自己判断で治療を中断する前に、まず医師に相談することが回り道を避けることにつながります。
初期脱毛がこのまま続いてよいのか、薬を中断すべきか迷う時は、B&Hメディカルクリニックの無料カウンセリングで、今の抜け毛が初期脱毛の範囲か・このまま治療を続けてよいかを相談してみてください。オンライン診療にも対応しており、通院が難しい方も利用しやすくなっています。
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